古代ギリシア哲学の初期の哲学者について知りたくて読みました。タレスクセノパネスヘラクレイトスパルメニデスという哲学者が興味深かったです。私自身はまったくの素人ですが楽しく読めました。

内容説明

「私自身を知りたい」紀元前五世紀のヘラクレイトスの言葉は極めて今日的である。タレス、ピタゴラス、パルメニデス、プロタゴラス…、ソクラテス以前の思想家たちは様々に「世界」や「人間」を探究していたが、そこには今日へと繋がる共通の思考態度=論理の誕生があった。彼らの残した言葉を読むことにより「哲学の始まり」の時期に立会い、「哲学とは何か」をその原風景から問いなおす書。

目次

序章 哲学の始まりとしての古代ギリシア

第1章 「万物の原理」を求めて―タレスとミレトス派

第2章 「宇宙の調和」と数の神秘―ピタゴラス派

第3章 オリンポスの神々を越えて―神話の論理と倫理

第4章 「万物は流転する」―ヘラクレイトスの謎の箴言

第5章 存在と論理―パルメニデスとエレア派の道

第6章 自然像の再構築をめざして―多元論と原子論

第7章 人間への眼差し―ソフィストと相対主義

終章 「ソクラテス以前の思想家」とギリシア哲学の「合理性」

補論―古代ギリシア哲学を学ぶために

参照

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